発表まであと1ヵ月。
土壇場で村澤がこだわったのは、
新作のベンチのディテール。
エッジを効かせるか、
それともやさしい丸みを持たせるか。
最終のワークショップで、
本番仕様のベンチを2 種類製作。
秋月と共に現物を目の前にして、
迷うことなく意見は一致。
丸みを持たせたデザインで発表することに決定。
無垢材を使っていても
女性が一人でも持てる軽量な仕上がり。
見た目にもすっきとしたデザイン。
村澤がのっかってもたわみをまったく感じない
強固な構造です。
もう一つの新作はシェルフキャビネット。
リビングダイニングになじみやすいたたずまい。
使いやすい収納性と使う人が
自分で工夫できる自由度がデザインのテーマ。
仕上がりは上々。これで、3 タイプのキャビネットが完成。
あとは展示会のプランを打ち合わせ..。
のはずが、話がはずんで早くも次の新作の話題が。
村澤も秋月も、前のめりです。